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平岩 優佑先生
彦根市立稲枝東小学校
1年1組担任 ICT推進リーダー
平岩 優佑先生

1人1台端末は、上手に使えばとても便利な道具ですが、間違った使い方をすると自分や他者を傷つけてしまう恐れがあります。そこで本校では、以下のような情報モラル指導に力を入れています。日常的に繰り返し学ぶことで、子供たちは頼もしく成長しています。

奇数月は、「東小情報モラルの日」!

事例で学ぶNetモラル 仙台市立錦ケ丘小学校

奇数月には、全学年で「事例で学ぶNetモラル」を学習する日を設定。各学年に合った教材動画を視聴した後クラスで話し合い、わかったことや気をつけたいことを振り返りプリントにまとめる。その振り返りは、校内の「情報モラル掲示板」に掲示。どの学年がどんなことを学んだかが一覧でき、子供たちは情報モラルへの興味関心を深めている。

偶数月には、「情報モラルテスト」!

事例で学ぶNetモラル 仙台市立錦ケ丘小学校

偶数月には、「事例で学ぶNetモラルCBT」(4択×10問)を実施。その結果を分析し各学年ごとに正答率が低かった問題を先生方に伝達。今後の指導に活かしている。

情報モラルカリキュラムを作成し
6年間を通して段階的に学ぶ

事例で学ぶNetモラル 仙台市立錦ケ丘小学校

どの学年でどの教材を学習するか、どんな情報モラルを身につけるかのカリキュラムを作成。小学校6年間を通して、段階的に学んでいくように心がけている。


島野 友宏 先生
彦根市教育委員会
学校ICT推進課
主査 島野 友宏 先生

彦根市では以前、年1回程度の情報モラル学習を行っていましたが、日常的に学ばなければ情報モラルは身につかないと考え、全市立小中学校に「事例で学ぶNetモラル」を導入しました。GIGA活用を進めていくためにも、すべての児童生徒に継続的に情報モラルを学ばせたいと考えています。

日常的に学びやすい教材!

事例で学ぶNetモラル 仙台市立錦ケ丘小学校

「事例で学ぶNetモラル」には、IDやパスワードの管理、端末でグループワークする際の注意点など、多様なテーマの動画教材が収録されており、それぞれの課題や発達段階にあった学習ができる。また、1本1本の動画は短いため、ちょっとした空き時間で学べるし、自学もできると、島野先生。

家庭で保護者といっしょに情報モラルを学ぶ!

事例で学ぶNetモラル 仙台市立錦ケ丘小学校

彦根市では端末を家庭に持ち帰らせているが、「家庭で保護者といっしょにNetモラルを視聴しよう」という宿題を出す学校もある。GIGA開始当初は、保護者から「ネットにつながる端末を持ったら、依存してしまうのではないか」など、不安の声も寄せられていた。しかし、こうした家庭学習や、学校ホームページで端末活用の様子を発信するなどしたことで、GIGAを不安視する声をほとんど聞かなくなった。