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利用者の声
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東京学芸大学
教育学部 教授
高橋純 先生 -
気楽な活用を繰り返していくことが大切
「事例で学ぶNetモラル」のタイトルの通り、「事例で学ぶ」ことがポイントだと思います。
小学生でも「正しい情報か、見抜くことが大切だ」ということは知っています。それでも、どのような場面で、何に気をつければよいのかといった具体的なことまではあまり知りません。知らなければ、実際の場面で判断することもできません。本教材では、具体的な事例を通して学ぶようになっています。事例が具体的であるからこそ、学習者が悩んだり葛藤したりしながら、現実的な対応法を学んでいくことができるのです。
また、警察庁の調査結果によれば、コミュニティサイトにおける子供の被害は、平成24年はミニメール型、平成25~26年はID交換掲示板、平成27年はチャット型で最も多くみられました。具体的な事例で学ぶことが重要とはいえ、次々と新しい事例が必要となる状況にあります。最新事例が掲載されている本教材を活用しながら、子供だけではなく先生や保護者も一緒に学んでいく、そういう気楽な活用を繰り返していくことが大切だと思います。
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柏市教育委員会
教育研究専門
アドバイザー
西田光昭 先生 -
よりよい生活をつくっていくための教材として活用していきたい
情報モラルの指導は、日々の生活の中で様々な場面で行われていることも多くあります。専門的な知識がないから説明できないという時に役立つ、専門的な知識やトラブルにつながる背景を説明してくれる教材が「事例で学ぶネットモラル」です。小学校低中学年から、ゲーム機を使ってインターネットを使っていたり、高学年から中学生になるとスマホなどの携帯端末からのコミュニケーションが多く行われたりしています。その中で、正しい知識や考え方の指導を重ねていくことは欠かせません。心配なことがあるからだけではなく、望ましい使い方をし、よりよい生活をつくっていくための教材として活用していきたいと思います。
東京都江東区立
明治小学校
主幹教諭(当時)
土屋亜矢子 先生-
迷わずに、安心して指導ができました
私の場合、比較的、高学年の担任の時に、「事例で学ぶNetモラル」を活用して、授業をすることが多くありました。活用して便利だと思ったところは、まず、事例がたくさんあるので、学級の実態に応じた指導がすぐにできたことでした。そして、事例が体系的にまとめられているので、指導した教材を選ぶのに、あまり時間がかかりません。また、指導案やワークシートなどの指導資料があるので、迷わずに、安心して指導ができました。
情報モラルの指導は、学校だけではなく、家庭でも取り組んでいただきたいので、保護者向けの資料が充実していることも便利なところでした。保護者会の時に、資料を配付したり、「広教ニュースレター」の記事を参考にして、学級通信に書いたりしていました。保護者の方からは、「子供たちが置かれている状況が分かり、家庭で話しておかなければいけないことが分かった。」などの感想がありました。
「事例で学ぶNetモラル」には、便利なところがもっとあると思うので、これからも活用していきたいと思っています。
春日井市立
出川小学校
教諭(当時)
澤川 朋絵 先生-
ネットに関する問題点についてわかりやすく指導することができる
いじめやネット依存など、インターネットに関する問題が多い現在、子供たちにはネットを正しく使えるようになってほしいと思っていましたが、どのように指導すればよいのかわかりませんでした。そんな私でも「事例で学ぶNetモラル」を使い、アニメーション見せることでネットに関する問題点についてわかりやすく指導することができます。登場人物を自分に置き換えて「それはだめだ。」「えー!どうしよう。」などと、つぶやきながら見ている子もいました。また、キーシーンの掲示物があり、それを板書に貼れば子供たちはアニメーションの場面を想起しながら問題について考えることができました。さらに、指導資料集にはワークシートや細かい指導計画、板書計画までついていて、その通りに授業を展開すれば、子供たちにネットモラルに関する指導を順序よく行うことができ、助かりました。
ネットモラルを正しく学んで、友達とトラブルを起こさずに、大人になってからも上手に情報を使える子供たちになってほしいと思います。