仙台市立錦ケ丘小学校
6年生が下級生のための実践授業!
「事例で学ぶNetモラル」を活用したスライドを作成
仙台市立錦ヶ丘小学校では、初の試みとして6年生が1年生のために情報モラルの実践授業を行った。その取り組みについて6年生担任の佐藤先生にお話をうかがいました。
- 【取材先】
- 仙台市立錦ケ丘小学校
- 【ご担当者】
- 佐藤 優衣 先生
- 【ご利⽤の製品/サービス】
- 事例で学ぶNetモラル
アニメ事例の検索が簡単な「事例で学ぶ Netモラル」を
活用し1年生のためにスライドを作成。
錦ヶ丘小学校の6年生は、1年生に対しChromebookやネットを使うためのルールを伝えるため、広教の「事例で学ぶNetモラル」を活用したスライドを作成しその説明を行う実践授業を行った。
実践では「個人情報」「ネットいじめ」「使いすぎ」の3つのテーマに絞り、「事例で学ぶNetモラル」のアニメ事例の中から自分たちのテーマに合ったものを検索し、それを元にプレゼン資料を作成した。
6年生は1年生のためのプレゼン資料を作成する中で、まだ1年生が経験していないことを伝えるにはどうすればいいかなど、自分の考えを表現するスキルの向上を図ることができ、更に、普段ついついゲームや動画視聴を長時間行っていることなどの、自分たちの日常の問題についても振り返ることができた。1年生は身近な6年生から教えてもらうことで楽しく学ぶことができた。
1人1台端末の普及により、タブレットをどんどん使い始める子供達。
1人1台環境が整うことで、子供たちは学校で許可していないChromebookのチャットなどの機能を使い始めてしまう。このような環境でのトラブルを防ぐため、事前に子供たちに情報モラルの知識を身に付けさせたいと思う。情報モラルの知識が身についていれば、子供たちがこれからも様々な機能に使う際に、安全安心な使い方を自ら考えられるのではないか。「事例で学ぶ Netモラル」には今後も1人1台環境に対応した更なるバージョンアップを期待している。
情報モラルについて保護者にも一緒に考えてもらいたい。
子供たちのタブレット端末の活用が進む現在、ぜひご家庭でも利用時間や使い方について話し合う機会を作って頂きたいと思う。また、子供たちだけではなく、保護者自身にもネットや端末の使い方について考える機会にしてほしい。
これからの社会にはインターネット利用は不可欠である。それゆえ子供たちはきちんと情報モラルについて考える力を身に付けて欲しいと思う。またご家庭でもネットや端末の使い方について子供たちと積極的に話し合って頂きたい。