墨田区立錦糸中学校
急速に進む端末の普及で、
子供たちに求められるNetトラブル対処法
東京都から令和3・4年度の情報教育研究校に指定されている墨田区立錦糸中学校の古賀隆一郎先生に、情報モラル指導についてお話をうかがいました。
- 【取材先】
- 墨田区立錦糸中学校
- 【ご担当者】
- 古賀 隆一郎 様
- 【ご利⽤の製品/サービス】
- 事例で学ぶNetモラル
自分自身に置き換えられる事例アニメで、
学びを深める
― 急速に進んだハード面の整備に対し、追いついていない情報モラルの指導
生徒のスマホ所有率が上がり、さらにGIGAスクール構想による1人1台タブレット端末の整備が進むなどハード面の整備が急速に進んでいる一方、生徒への情報モラルの指導がそれに追いついておらず、SNS等のインターネット上のトラブルにもつながりやすいと感じていた。

― 現実味のある事例アニメが、生徒に「自分ごと」として訴える
生徒は本当に自分の目の前で起こったことのように、食い入るように事例アニメを見ており、身近に起こりそうなことが、教材化されていることがよくわかった。
事例アニメが具体的であるため、自分自身に置き換えて考えやすく、正しい知識と現実的な対処法を学ぶことができる。
また、生徒が「NetモラルCBT」の受験後、100点を取り嬉しそうな姿を目にしたことで、達成感を味わいながら情報モラルを高めることができたと感じた。
今後は、学校での朝学習などで活用するだけでなく、長期休業の課題として家庭でも活用していきたい。

― 情報モラルを体系的に指導しCBTテストで結果をフィードバック
多岐にわたる情報モラルを体系的に指導することができるのに加え、「NetモラルCBT」の受験により、生徒の学習履歴・理解度を一目で確認することができる。
情報技術の進展のスピードが早い世の中で、生徒が想定外の場面に直面しても、これまでの学習の成果をもとに、自身が判断し、問題に対応できるようになって欲しいと期待している。